High Jewellery Gold / Silver ゴールド・シルバーについて

Gold

日本でゴールドを表す時に用いられる K とは、アメリカでゴールドのカラットを示す際のKaratの頭文字です。イギリスではCaratの省略文字から CT で表されます。

金属に含まれるゴールドの純度によって、グレードが分けられています。

また、国によって使われているゴールドのグレードが違います。
アメリカでは、10金（10K）と14金（14K）が頻繁に用いられ、フランスでは通常18金以上のグレードが用いられています。

9金（9K）/ 375: 37.5％のゴールドに、その他62.5％はシルバーやコッパーが含まれています。
その他の含有メタルによって、ゴールドの色味や柔らかさが変わります。
イギリスのジュエリーによく用いられるグレードで、硬さがあり、落ち着きのある色味。
15金（15K）: 62.5％のゴールドに、その他37.5％はその他のメタルが含まれています。
15金は、イギリスで用いられていたゴールドのグレードで、1854年から1932年までのわずかな期間のみ生産されていました。
アンティークジュエリーでなければ出会うことのない15金は、希少価値のあるゴールドです。
18金（18K）/ 750: 75％のゴールドに、その他25％はその他のメタルが含まれています。
ゴールドの純度が高いため柔らかく、細かい細工に適しています。
長い歴史の中で使われてきたグレードのゴールドで、色味が強く、リッチな印象です。

一般的に出回っている925シルバーとは、メタルに92.5%のシルバーが含まれていることを意味します。
ヴィンテージジュエリーでもよく見られるヨーロッパの800シルバーなどは、シルバーの含有率が80%であるということ。

スターリングシルバーとは、イギリスのシルバー規定で、最低92.5%のシルバー含有率を満たしていることが基準です。

モダンなシルバーは925シルバーとして出回っているものがほとんどですが、アンティークのシルバージュエリーには、STERLINGSILVER、またシルバーのグレードの数字のみが入っているものが多いです。
こういったマークも年代を見極めたりするポイントとなり得ます。